2007.12 関西旅行記2日目〜4日目



ホテルの水は、良質の天然水を地下水脈から汲み上げ少量の水道水を混合の上、使用しているとのこと。
湯冷めしにくく、湯上りはしっとり、髪はサラサラ、洗顔後は肌がつっぱらない等よい事づくめの水らしい。
バスソルトも用意されてるので、のんびりバスタイム。
朝風呂を楽しみま〜す。
朝食は和定食orブッフェが選べますが、ブッフェは基本的に苦手なので日本料理“嵯峨野”で頂くことにしました。
テーブルにはふりかけとちりめんジャコ。 ホテルの和朝食って大好き♪ 白飯とお粥が選べますが、京都の朝はやっぱりお粥!
お好みで専用の餡をかけて頂きます。
どのお料理も上品な薄味です。 鮭はほんのり塩味。
関西はやっぱり焼き蒲鉾ですねー。
デザートのオレンジは後から持ってきてくれました。
ホテルをチェックアウトして寺町通りをぶらぶら。 京の台所、錦市場は幅が狭いのでお買い物も大変。 美味しそうなものがいっぱいで目移りします。
ランチは京都高島屋の7階に1年ほど前にオープンしたダイニングガーデン京回廊へ。 京都ですき焼きと言えば『三嶋亭』と言われる位チョー有名なお店。
明治6年創業の本店は寺町通りにあり、店内ではすき焼きやオイル焼きが楽しめ、お肉だけを購入することも出来ます。
今回はもっと気軽に三嶋亭の味を楽しもうと、京回廊にある支店のほうへお邪魔しました。
お茶が美味しい!
すきやき膳(2,100円)。
三嶋亭の中で一番安いお料理です(笑)。
ちゃんとしたすき焼きだとテーブルに鉄鍋がセットされますが、こちらはあらかじめ調理されています。
でもお味はしっかり三嶋亭♪
厚めに切ったお肉がデカイ!
なのに柔らかで美味しい!
お麩や豆腐にもしっかり味がしゅみてます♪
あみ焼膳(2,100円)。
この2つが三嶋亭で一番安いお料理(爆)。
運ばれてきた瞬間、炭火の良い香りがプ〜ン♪
2種類のたれ(ポン酢とちょっと辛めのソース)をつけて頂きます。 お肉が柔らかいのでお箸でも問題なく頂けます。
お値段の割りにボリュームのあるお肉、そしてサラダもたっぷり。
かなりお腹いっぱいになりました。
大満足♪
この前日に『都路里』の行列に涙を呑んだのですが、生憎この日は雨。
雨の中はあまり歩きたくなかったので、同じ京都高島屋内の『月ヶ瀬』へ。
昭和元年創業であんみつやみつ豆が有名なお店です。
河原町にある本店は少しいかがわしい通りにあるので、こっちのほうが入りやすいかも。
夫チョイスのクリームみつ豆(788円)。
寒天が美味しい。
こっちは私がチョイスした抹茶クリームあんみつ(819円)。
抹茶アイスは濃厚でこし餡との相性も○(どちらかと言えばつぶ餡派ですが・・)。
小豆は丹波産、黒蜜は沖縄の黒砂糖。
あん全体に黒蜜がかかっていて実にコクがあるあんみつです。
翌日は奈良へ。
奈良って鹿公園以外でもあっちこっちに鹿が出没するので、街中に異空間な雰囲気が漂っています。
残念ながら今回出会った鹿さんは何にも話してくれなかった(笑)。 恒例の奈良でのお墓参りを済ませた後は・・ 冷え切った体を暖めようと奈良県庁近くにある『天極堂奈良本店』へ。
一昨年もお邪魔しましたが、吉野本葛を作りつづける井上天極堂の直営店になります。
ちなみにこちらで供されるお茶は薬草や穀物の中から厳選した14種類の原料を使用した健康茶。
もちろん無料なので何杯も頂いちゃいました(笑)。
前回頂いた葛もちにも惹かれましたが、ここの葛もちは自宅でも簡単に作れるセットがあるので、今回は葛ぜんざい(600円)を頂くことに。
北海道産小豆を大峰山系の谷水で炊き上げ本葛でとろみをつけた一品です。
ぜんざいはあっつあつ!
ほどほどの甘さで美味しかったです。
帰り際には売店で前回も購入した葛もち手作りセット(5人分・1,000円)を購入。
これはお店で頂くのと同じ葛もちが簡単に作れるのですが、その時に黒蜜ときな粉の量が多過ぎて半分でいいと思ってた。
店員さんに葛粉で簡単に葛もちは作れますか〜と確認したら、手作りセットには予め葛粉と砂糖を配合して作ってるとの事。
すると突然メモを取り出して
『1人前、葛粉25gに対して砂糖10g、水は125tね〜』と葛もちの配合を教えてくれました。
なんて優しいの〜〜!!
最終日は心斎橋をぶらぶら。
えびす橋の工事も終了して綺麗になっておりましたが、クリスマスなのにコテコテの街並みはそのまんま!
さすが大阪でございます(笑)。
道頓堀も大混雑!
あっちこっちのたこ焼き屋さんに長い列が出来ていました。
こちらはダシの今井と言われるくらいダシに定評のあるお店で北海道産の天然昆布と熊本産の鰹を使用し、けっして作り置きはしていないそう。
騒々しい道頓堀にありながら料亭っぽい店構えのお店で、お昼時はいっつも人でいっぱいだけど5階建て?だから意外に回転は良いです。
今回オーダーしたのは鍋焼きうどん(1,575円)。
深い土鍋にグツグツ煮立って供されます。
鍋焼きって浅型が多いけど、このくらい深いお鍋だとなんか安心♪
一般的なものとは一味違う鍋焼きうどんです。
鴨肉に穴子、粟麩に梅焼、大阪ネギに焼き蒲鉾、そしてとろ〜りとした卵♪
だしが具の旨みと一体となって深い味わいです。
のど越しの良い麺と絡んでウマウマッ!
ちなみに天ぷら入りの鍋焼きうどんは2,468円とうどんとは思えないビックリ価格なんだけど、以前頂いた時は金額ほどの感動はなかった。
こっちのほうが全然タイプです。
季節のごはん。
いらないって言ったのに『小だから大丈夫よ〜』と注文されてしまった・・・。
蓮根入りの上品な味なんだけど、お値段800円位とビックリ価格。
自分で支払うなら頼まないなー。
こちらの七味は山椒が効いていて、とっても良い香りがします。
容器入りだと500円位だけど中身だけなら200円程度とリーズナブルなのでお土産にお勧め♪
大阪では他にてっちりやお好み焼きなどを堪能。
お好み焼きは実家の近所(全然有名じゃない店)で頂きましたが、今まで食べた有名店より美味しく感じました。
大阪ってやっぱ侮れない!
お土産は定番の神宗の徳用塩昆布やポワールのチョコに加え、天極堂のくず餅手作りセットやくず湯、ぜいたく豆の豆菓子などなど。
年に一度のお努めなんて言ってますが、実はそれほどキライじゃなかったりして(笑)。