ぜんさんの沖縄レポート(2008.3掲示板からの転載です)
紹介してもらった『八重山料理 譚亭(たんてい)』は、住宅街の隠れ家的お店で
看板がないと絶対に見つかりません。

住宅街の一番上にありますから眺望も素晴らしく、住宅やビル、マンションそしてモノレールも眼下に見えますが、目線の先に首里城があるんですよね。
お客さんは誰もいませんでしたので、そんな眺望が楽しめるテラス席で食事を頂いて来ました。

今の時期の沖縄は暑くもなく、丁度テラスのオープンエアで食べてね。の気候です。
さて、料理ですが、もんさんが食べた2100円のコースはなくなり、昼は、3000円。5000円。
夜は6000円から15000円のコースのみになったようです。
我が家は、3000円のコースにしました。

家内も言っておりましたが、人生も後半になると新しい味との出会いはなくなってしまうのですが、今回のコースは、新しい味ばかりで新鮮でしたよ。
ジャンクフードが好きなお子ちゃまには絶対理解できない料理の数々です。
味付けも上品で、ゆっくりオリオンビールを飲みながら楽しめました。
ビールをがぶ飲みする料理では決してないです。

ジーマミ豆腐もこんなに美味しい物を食べたことがないです。弾力から違います。
野菜を中心にした料理の数々、野菜の名前が覚えきれないのが残念でたまりません。
さて、〆の食事は、菜飯(サイファン)と言って、沖縄風だし茶漬けです。
野菜、鳥肉、卵等の具が乗っているご飯にスープをかけるんですが、食べたことのない美味しさなんですよ。
特に島コショウをかけて食べる味は東京では食べられません。
島コショウは、普通のコショウと全く味が違います。自家製のようで、後ろの席で、島コショウが天日干しされていました。

それからマスター(細川俊之さんの声似)もお元気でしたよ。
ところで、このお店の近く(儀保駅より)に地元の人に人気の「さーたーあんだーぎー」屋さんがあるそうです。

さーたー:砂糖。あんだ:油。あぎー:揚げる。と言う意味だそうで、地元の人は「天ぷら下さい」って買っていくそうです。
この「さーたーあんだーぎー」は中のフアフア感が他のものと違い、外側のサクサク感もとても良く、地元の人に人気だそうです。

安室養鶏場が経営しているそうです。
Tel098−884−3060(取り寄せ可)

次回も『八重山料理 譚亭(たんてい)』は再訪しますので、「さーたーあんだーぎーの店:安室」にも行ってきます。