2005.12-2006.1 ソウル旅行記2日目



昨夜はパッサンモリでパクパクとオーギョッサルや焼きニンニクを丸ごと食べていた夫。

一夜明けたら『胃がもたれた・・・』。

とりあえずラウンジで朝食を取ったらお部屋でゴロン。

ホントに情けない夫。。。

1回くらい地下鉄も乗ってみなきゃ!とホテル地下1階の裏口から階段を下りてソウル駅まで。

この階段がホントに急傾斜で怖い〜。ゆっくり降りなきゃ危ないので遠回りしたほうがよかったかも。

地下鉄の自動販売機はコインしか使用出来ないので、窓口で切符900ウオン×2枚購入(これも値上がりしてる)。

目的地の鍾路駅へは直通で2駅目です。

きょうのランチはタッハンマリを頂く予定。タッハンマリとは鶏1羽が入ったお鍋、日本で言う水炊きみたいなものです。

これなら辛いもの苦手の夫でも大丈夫そうとソウルナビでチェックすると東大門と仁寺洞の2ヶ所がヒットしました。

東大門のお店のほうがガイドブックやサイトで紹介されていますが、クチコミは少ないながらもう一つのお店の評判もよさそう。

ちょうど仁寺洞に行こうと思っていたので仁寺洞近くの『ペップチャンチッ』にお出かけすることにしました。

鍾路駅の2番出口から徒歩2分ほど。隣がファミリーマートなのですぐに発見することが出来ました。

中に入るとかなりローカル色が漂ってる感じです。

すぐに日本人だと分かったみたいでお店の方から『鶏1匹?』とカタコトの日本語で聞いてくれました。

ちなみに日本語は全然通じません。お店の方はメニューの単語だけ覚えてるみたい。。

タッハンマリを注文したら、大鍋とキムチ、つけダレが準備されます。コーン茶も美味!

お鍋がグツグツと沸騰して、しばらくすると店員さんがトッポキとネギをまずお皿に盛ってくれます。

私の知ってるトッポキは最初から辛味噌で炒めてるものだったのですが、ノーマルなトッポキは初めて。

ほんのちょっとだけ辛味噌につけて頂くとモチモチして美味しい!

夫も『これは美味しい!』と気に入ったみたいです。

鶏肉も煮えたので頂きます。何もつけないと鶏肉本来の美味しさが味わえます。

あ〜。しみじみする味。

唐辛子味噌にちょっとつけて頂いても、これはこれでイケます。

お鍋が終了にさしかかったら『うどん?おじや?』と店員さんが。

お隣のテーブルの方が食べていたうどんが美味しそうだったので、うどんを注文しました。

鶏肉のダシがたっぷ〜り出たスープにモッチリタイプのうどんがからみあってメチャウマ!!

何もつけなくても凄く美味しい!!

博多の水炊きのルーツはソウルのタッハンマリかな〜??

今回のお会計はトータルで13,000ウオンと激安!今度は夜来てみようかな。

お店から仁寺洞ギルまではすぐ。

ギャラリー、伝統系のお土産屋さんやレストラン、お茶屋さんなど、

韓国の芸術や伝統を感じることのできるお店がズラリと並んでいるお気に入りの街です。

以前コーヒーカップや急須等を購入したお店に行ってみようと探したのですが見つからず・・・(涙)。

ぶらぶらしていたらホットクの屋台を発見!1個500ウオンです。

まだお腹がいっぱいだったので2人で1個。

揚げパン風の黄色いホットクにかじりついたら、中のシナモンシュガーが熱い〜〜!!

唇を火傷したかと思っちゃった。美味しいから許すけど(汗)。

外はカリッと中はふんわりしています。

雑貨のお店などで軽くお買い物をしていたらお手洗いに行きたくなったので伝統茶のお店で一服。

メインストリート沿いにある仁寺洞というお店です。

ここの伝統茶メニューはすべて手作りで果物などの材料は農場から直接仕入れているそうです。

更に自然の味を楽しんでもらおうと、添加物などは一切使っていないらしい。

こちらには日本語のメニューもあるので安心です。

私は神経衰弱、貧血性、食欲不振、無気力、冷え性などに効果がある(どれも当てはまらないけど・・笑)ナツメ茶。

夫は風邪引きなので生姜茶にしました。

伝統茶のお店では茶菓子が付いてくる事が多いのですが、ここでは無し。

私はナツメ茶の味が好きなのですが、夫に飲ませてみたら『小さい頃に飲んだ煎じ薬の味だ〜〜』と苦手だったみたい。

2杯で11,000ウオンでした。


帰りも地下鉄でソウル駅まで戻り、駅前にあるロッテマートでお土産を物色。

デパート等では韓国海苔の試食をさせて貰えるけど、ここでは出来ないのかな。

心配だったので海苔はここでは購入せず雑穀米とコーン茶のみ購入しました。

ホテルで休憩後、タクシーで明洞へ。

最初に昨日眼鏡を作った『フランスメガネ』に眼鏡の引き取り。大晦日だからかオモニはいらっしゃいませんでした。

 

ソウル広場のイルミネーションが綺麗なので日の暮れる頃に市庁へ移動。

まさにソウルミレナリオという雰囲気。つーかソウルでは神戸と同じルミナリエと言うらしい。

先日の東京ミレナリオでの大混雑を知っているだけに、人出が多くないのが嬉しい。

ここ以外にも清渓川、光化門、世宗文化会館前などでも見られます(タクシーから見ただけですがアーチ型のもありました)。

1月31日まで午後6時から11時の間まで点灯しているそうです。

ソウル2日目の夕食は『辛氏火爐(シンシファロ)』。

こちらも前回のソウル旅行の際に気に入ったお店です。

チェーン店のようでアチコチに支店がありますが、前回と同じウエスティン裏にあるお店へお出かけ。

店内の照明は暗めで大人の雰囲気(笑)。大晦日の6時頃だったので先客は1組だけでした。

イスの下にカゴが設置されているのでコートやジャケットなどの荷物がイスの下に収納出来るので安心。

こちらには日本語メニューも用意されていて前回と同じ盛り合わせでいいかな〜とメニューを見たら・・・

5千ウオンくらい値上げされてる(汗)。

そう言えば韓国でもBSEの影響で牛肉の値段が高騰している話を聞いたことがありました。

お得感がどんどん無くなってく・・・。

お肉を注文したら無料のおかずがセットされ炭が準備されます。

韓国の焼肉屋さんでは野菜がたっぷり頂けるのが嬉しい。

前回はワインにしたけど、ワインはホテルに戻ってラウンジで頂く予定なので(笑)やっぱりビールで乾杯♪

まずはカルビ。こちらも程よく焼けたら店員さんがハサミでチョキチョキ。

ロースとサムギョッサルは最初からカットされてるので、こっちは自分達で適当に焼いて頂きます。

網を頻繁に代えてくれるのは嬉しい。

サービスのケランチム(韓国風茶碗蒸し)もお気に入りです。

ここのテンジャンチゲはソウルでは普通なんだろうけど我が家には辛めでした。

夫は昨夜のパッサンモリより気に入ったみたいだけど、私は2度目という事もあり最初の感動は無し。

お会計はビール2本、ライス1個を追加してトータルで5万5千ウオンでした。

『やっぱり焼肉は日本のほうが美味いよな〜』と夫。

私も和牛が一番美味しいとは思うけど、日本と韓国の焼肉は別物なのよね〜。。


近くのロッテデパートで味見をさせてもらって韓国海苔と柚子茶を購入。

他にも見たかったけど夫から『早く帰らないとラウンジでワインが飲めないよ』と催促。

すっかり感化されたわね(笑)。

年越しのゲストが多いせいか今夜のラウンジは大盛況。

奥のソファーセットのテーブルだけが空いてたのでなんとか確保。

前に日本人の家族連れが座っていたのですが

そこの子供(小学校低学年?)が『オレはソウルのまずい焼肉よりここのラウンジが好きだな〜』と

こまっしゃくれた事を話していました(笑)。

ラウンジでまったりした後はお部屋で紅白鑑賞。

日本のチャンネルはNHK衛星放送しか写らないので他に選択肢が無かったこともありますが意外と面白い。

渡辺美里の『My Revolution』やアリスの『遠くで汽笛を聞きながら』なんて懐かしいな〜。

ユーミンなんて上海の外灘をバックに歌ってたもんね。

紅白終了後は韓国の番組視聴。

よく分からないけど何かの授賞式っぽい。最終的には右端の写真の2人が受賞したようです。

チャンネルを代えると韓国の『行く年来る年』みたいな番組が流れてる。

カウントダウンの後は花火の打ち上げ。

ひょっとしたらとカーテンを開けると・・・・

ソウルタワーが普段より綺麗なイルミネーションを放ち花火が数ヶ所で打ち上げられました。

写真では分かりづらいけど、お部屋から楽しむことが出来てラッキー!

今年も無事に年が越せました〜♪