2005.3 上海旅行記 2日目
今朝はホテルの朝食が付いてないので小籠包を食べに行くことにしてました。
その前にラウンジでコーヒーだけでも飲もうと行ってみる事に(お部屋にはインスタントのコーヒーしかない)。
10時近かったのですが空いていたテーブルはひとつ。
この時に気付いたのですがラウンジの中にらせん階段があって上階にもラウンジがある雰囲気。
テーブルが埋まってる時にゲストが来るとスタッフが上階に確認しにいき案内していました。
お部屋番号を伝えると問題ないようだったので軽く朝食を頂くことに。朝食時もドリンク類は注文する形。
コーヒーとオレンジジュースをお願いしましたがオレンジジュースが美味しい。
絞りたてのような感じでついついお代わり。かなりのヒットです。
この後のことを考えてマフィンとフルーツだけにしましたがお粥や点心等もありました。
タクシーで豫園まで。豫園付近になると大渋滞に引っかかり、すぐ近くらしいのですがなかなか到着しません。
この時点でたくさんの人でごった返しているので少し不安な気持ちに。渋滞のせいかタクシー代は22元でした。
お目当ての『南翔饅頭店』に向かいますが、入り組んでいる為なかなか見つからない。
かなり探し回ってやっと見つけましたが、お店に近づくまでがまたまた大変。なんでこんなに人が多いんだ〜!!
とりあえず1番美味しい小籠包が食べられる3階のお店で頂こうと行列に参加。
後ろにならんだ人達はガイドさんから『1時間以上並ぶから別な店にしましょう』と説明されています。
私達もどうしようかと悩んでいたら前に並んでいた男性は何度も来ているらしく
『この程度なら30分位ですよ』と教えてくれたのでそのまま並ぶことにしました。
結局40分位待ったでしょうか。すでに時間は12時を過ぎているのでランチになってしまいました。
ここでは烏龍茶は5元、青島ビールは8元。ってことは当然ビールでしょ(笑)。
それと「鮮肉小籠包(30元)」と「蟹肉小籠包(40元)」「蟹みそ小籠包(50元)」を注文。
一籠に大きな小籠包が6個ずつ入っていて生姜と黒酢で頂きます。
最初に普通の小籠包を頂いたのですが肉汁たっぷりで美味しい。
中でも一番気に入ったのは「蟹みそ小籠包」。
蟹みそがたっぷりでスープも濃厚なので私は何もつけないで頂きました。
六本木ヒルズの同店に行ったことがありますが上海で頂くほうが美味しい気がする。お値段も3分の1位だしね。
会計の時には気付かなかったのですが請求額が96元。よくよく計算してみると全部で136元のはず。
どうやら「蟹肉小籠包」が会計に入ってない様子。上海で一番美味しい食事だったのに申し訳ないことをしました。
ホントは豫園をゆっくり散策して園内の茶芸館『湖心亭』でゆっくりお茶を楽しみたかったのですが、あまりの混雑に人酔い。
早くこの場所から抜け出したかったのでタクシー乗り場で並びます。
〈中国人あれこれ〉 またタクシーの乗車の為にたくさんの人が並んでいるのが分からないのかワリコミする中国人がたくさん。 乗り場でかなり激しい口論が繰り広げられています。係りの人もいるんだからちゃんと整理してよって感じ。 言ってる内容は理解出来ませんが、罵り合いを目の当たりにするとブルーな気分になります。 私達の順番がきた時に『ワリコミされるから早く乗りなさい。行き先は書いてる?』と |
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上海へ来る前は興味のなかった新天地。
おしゃれなカフェやレストラン、ショップ等がひしめいていて上海で1番ホットなエリアらしい。
中国まで来てこういう作られた場所に行く必要はないと思ってたけど落ち着く場所を求めてやってきました。
オープンカフェはいい雰囲気。さっきまでいた豫園とは別世界です。
新天地の中ほどの所にある『蕘陽茶行』で急須と茶器を購入して台湾のチェーン店『CHATEA』でお茶タイム。
金萱茶には何故か砂糖付。もちろんストレートで頂きます。あ〜落ち着く〜。
私の中では今回の旅のメインは中国茶の購入。
豫園ではゆっくり見られなかったし新天地でもお茶の種類が少なかったので、
上海で一番質の高いお茶が集まってる茶舗と紹介されていた『叙友茶荘』までタクシーでお出かけ。
なるほど今まで見た中で一番お茶の種類も多いしお店の雰囲気も悪くない。
簡単な日本語を話すスタッフもいらっしゃいます。先程頂いた金萱茶が欲しかったのでそれを伝えました。
最初は分からなかったみたい。紙に書いてと言われ漢字で書いたらすぐに探してくれました。
上海では乳香烏龍と言うらしい。そのまんま(笑)。他には中国緑茶の新茶などお勧めのお茶を購入。
残念ながら欲しかった茶壷などはこちらで扱っていませんでした。
小腹が空いたのでタクシーで地下鉄「石門一路」駅からすぐの呉江路まで。
この通りの中ほどにお目当ての生煎(焼小籠包)のお店「小楊生煎館」があります。
4個で2.5元(約30円)と信じられない安さ。最初に入口からすぐのレジでお金を払いレシートをもらって
それを店頭の店員さんに見せ店内で頂くかテイクアウトにするかを決めると生煎を渡してくれます。
テイクアウトだと割箸は袋に入ってるしプラスティックのお皿に盛ってくれるので安心。久々の立ち食いです。
出来立てなので舌が火傷しそうなくらいの熱〜い肉汁。ピューッと飛び出てくるので気をつけないといけません。
『南翔饅頭店』のは洗練された小籠包ですが、ここのは家庭的なまさに中国の庶民の味。
肉汁勝負という感じで違った美味しさがあります。1人4個ずつ頂きましたが思ったより大振りで満足感がありました。
〈反省すべきこと〉 |
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地下鉄「石門一路」からヒルトン最寄り駅「静安寺」までは一駅なので散歩がてら歩いて帰ります。
静安寺駅そばには当然静安寺があるので入場料10元を払って参拝。
お線香をあげて家内安全をお祈り。(この時は福岡に地震が起きたことなど知る由もありませんでした)
静安寺向かいの静安公園はそんなに広くありませんが中にはバリ島風のレストランがあって雰囲気は素敵です。
長期の旅行ならこんな場所でゆっくりしてもいいかなあ。
〈突然のTEL〉 |
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とりあえず夜のラウンジにも行ってみることに。
上階も満席だったらしく、どうしようかと考えていたら男性2名(欧米人とアジア系)のテーブルの方が
合い席でいいですよ、と先方から提案してくれました。
『サンキュー』とお礼を言ったら『コンニチハ』と日本語で返ってきました。親日家だったのかな。
ラウンジでは四川料理っぽい辛めのオードブルが多い。またまたビールで乾杯。
7時30分から『上海雑技団』を観に行くのでディナーは9時以降。
昨日の上海蟹はもうひとつだったので、ちょっとハイソなコース料理が食べたいとラウンジの方に予約をお願いします。
しかし9時からの予約は出来ないとのこと。きょうは日曜だし他のレストランも厳しそう。
上海商城の隣のショッピングセンターに雑誌『CREA』で紹介されていた
『夏麺館』の支店があるのを昨日見つけてたのでショーが終わったらダッシュで行く事にしました。
楽しみにしていた『上海雑技団』。2階席ですがこの会場自体が大きくないので全体を見渡すことが出来ます。
CMで見るような凄い動きが延々続くのかと思ったらコントあり、マジックあり、セクシーダンス(!?)ありと
観客を飽きさせないような演出になっています。
やはり最後に近くなると大技の演目が披露されます。大技が決まると大拍手。たま〜に失敗したりします(笑)。
その体の動きは違うんじゃない?と手に汗をかきながら見る演目もあったりしたのですが、
全体的に小技の演目が多かった気がします。
「上海馬戯城」の会場のほうが面白いのかな?とはいえ1時間30分たっぷり楽しませてもらいました。
〈日本人のマナー〉 |
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隣の「恒隆広場」の5F『夏麺館』までダッシュ。閉店間近なのでお客さんも残り1組。なんとか間に合った〜。
雑誌で紹介されていた精進麺と上海焼きそば、季節の野菜炒めを注文。もちろん青島ビール2本も(笑)。
上海最後の夕食にしては少々地味ですが、きょうは色々なことがあったのでちょうどいい感じです。
青島ビールはここでは18元。
値上がりしたのか場所代なのかは分かりませんが、他のお料理も雑誌に載ってるのよりかなり高い。
とはいえ全部で約100元。今回はあんまりお金を使わなかったなあ。味付けはシンプルでほっとする美味しさでした。
小銭が残ってるのでヒルトンホテルそばのローソンでお買い物。
ディスプレイは日本と同じですね。缶ビールは4元。
デザートのアイスクリームを探していたら日本にもあるヴィエネッタの1人サイズが3元。
友人はちょっと挑戦してみようとじゃがいもアイス(と思ってた)2元を購入しました。
お部屋に戻ってデザートタイム。じゃがいもアイスはニョッキを固めたような感じで見るからに不味そう。
それでも友人は果敢に挑戦。1本食べてあとは残してしまいました。
日本に戻って気付いたのですが、上海で撮った写真を見ていたら蓋の所に加熱2分と記載があるのを発見。
どうやらアイスではなく冷凍食品だったらしい(汗)。お腹壊さなくて良かったよ〜。