2005.8 シドニー旅行記 3日目
朝7時に起床。定時になると(ボーン!ボーン!)と言う重厚な時計の音がどこからか聞こえてきます。
オペラ鑑賞の予定だけなので少しのんびり。なかなか起きてくれない夫をたたき起こし9:30にラウンジで朝食。
時間帯が遅かったせいかジュースやフルーツが少なくなっていました。
午前中はプールサイドで読書でもしようと地下にあるヘルスクラブへ。
少し分かりづらいのですが受付はエレベーターホールの出口から右奥。
ここでお部屋番号、氏名等を記入するとバスタオルをくれました。更衣室はフロントの逆側奥にあります。
更衣室で着替えてロッカーに服を入れようとした所で唖然。
ここのロッカーは2ドル硬貨を入れてロックするタイプだったのです。
お財布等は持ってきてないし既に水着に着替えてしまったので水着を入れてきたバッグに服を入れてプールへ。
25mプール(3レーン)が1つとサウナ3種類(だったかな?)そしてジャグジーがありました。
利用者が少ないからかデッキチェアは全部で4個だけ。
この日は家族連れと男性1名が先に利用していました。
読書でもしようとジャグジー近くのデッキチェアを確保。しばしのんびりの予定でしたが・・・
プールエリアは少し肌寒く体を温めようとジャグジーに入ったのは良いのですが、
ジャグジーからあがると体がブルブル震えて我慢出来なくなってしまいました。
結局30分程でプールエリアから脱出。
がしがしと泳ぐ人には多少寒くてもいいかもしれないけどね。
お部屋でシャワーを浴びて外をぶらぶらすることに。きょうも快晴で気持ちいい!!
ハイドパークを抜けて州立美術館へ向かいます。
公園ではビッグチェスで興じる人たちや、お昼時なのでランチをしている人もいらっしゃいます。
州立美術館は私のお気に入りの場所。シドニーでもっとも格式が高い美術館と言われています。
4年前に来たときに、この中のカフェが良かったのを思い出してランチはここで頂く事にしました。
セルフサービスなのでカウンターで注文&支払い。クレジットカードも使えます。
1皿の量が多いのでラップサンドとチキン&ツナポテトサラダを一皿ずつ。
お昼なのでライトビール×2をチョイスして計28ドル。
お天気が良いのでテラス席で頂きます。ここからの眺めもよく最高の気分。
夫は初めてでしたが気に入ってくれたようです。
お腹が落ち着いたので(笑)ゆっくり美術鑑賞。
オーストラリア美術以外にも日本の美術品コーナーもあったりして楽しい。
有名な絵も飾られているのですが入場料はなんと無料。オーストラリア人は太っ腹です。
美術鑑賞でまったりした後はドメインを抜けてオペラハウスへ。
オペラとコンサートのチケットはオペラハウスのサイトから予約&決済を済ませていたので
プリントしてきた予約証明書を見せてチケットを発券してもらいます。
オペラハウスからホテルに戻る途中にJCBプラザがあるので、ちょっと寄り道。
シドニーの冊子を貰い、週末のディナーの予約をお願いしました。
ホテルへ戻って小腹が空いたのでラウンジでアフタヌーンティー♪
カウンターにケーキやスコーン、デニッシュ、フルーツ、チョコレート等が並んでいます。
利用者は意外に少なくて全部で4組程しかいらっしゃいません。
コーヒーマシーンの調子が悪く修理をしていたのでスタッフの方が飲み物の注文を取りにきてくれました。
アフタヌーンティーならやっぱりイングリッシュティーよね。
私は悩みつつチョコレートケーキ・ナッツ味のケーキにパッションフルーツのムースをチョイス。
これが日本のケーキと変わらない美味しさ。小振りだった事もあり3個ペロリです。
夫はスコーンとフルーツを頂きましたが美味しかったらしい。ここのアフタヌーンティーはお勧め♪
今夜は7:30からオペラ鑑賞。大体のレストランは6時オープンなので離れてる場所だと間に合わない。
オペラハウス近くの『シドニー・コーブ・オイスター・バー』で軽く頂くことにしました。
予約は必要なく味も観光エリアにしては良いと評判のレストラン。
外気温は10℃位なので寒そうに見えますがパラソルにヒーターが付いてるので意外にあったかい。
ハーバーブリッジを眺めながらの食事はロマンチックです(我が家は関係ありませんが・・汗)。
シドニーロックオイスターと焼き牡蠣をそれぞれ半ダース、野菜スープ(パン付)を取って二人でシェア。
あんまりたくさん食べて飲むと観劇中に眠くなるので今夜は白のグラスワインを1杯だけにしました。
ロックオイスターはプリプリしてるし、焼き牡蠣はまた違った美味しさがあります。
少し物足りないけどお腹は程よい感じ。チップを入れて66ドルでした。
今夜の演目はモーツアルトの『ドン・ジョバンニ』。約1ヵ月間の上演ですがこの日が初日。
実は映画『アマデウス』で悲劇的なシーンを見ていたので、暗い話だとばかり思っていました。
がっ!冒頭からドン・ジョバンニ役の方がいきなり黒パン一丁で登場してきて腰をくねらせているのです。
(最近TVで見かけるハードゲイっぽい感じで大爆笑!)
その後も何人かの女性の胸やお尻を撫で回していて会場内も爆笑!
こんな好色一代男の話だとは知りませんでした(笑)。
演じている方が背の高いハンサムな方だったので、ドン・ジョバンニにぴったりだったかな。
夫の話ではデ○やハ○の役者さんが演じる事もあるそう。それは説得力がなさそうです(笑)。
今回の座席は前から9番目の左寄りの席だったので演じている人の表情等がよく分かりました。
爆笑したり素晴らしい歌声にうっとりしたり。
7:30ジャストに始まって休憩をはさみ終了が10:45だから結構長いけど飽きさせない演出で面白かった。
夫も演奏が少し不安定だったのが不満みたいだけど全体的には良かったとの感想でした。
帰りのタクシーでは間違ってシェラトンに連れて行かれそうになりましたが
9ドルを5ドルにおまけしてくれたのでよしとしましょう。