2005.8 シドニー旅行記 5日目
きょうは私も9時までぐっすり。さすがに少し疲れが貯まってきてるみたい。
ラウンジで朝食を頂いた後もお部屋でネットをしたりとのんびり過ごします。
きょうのコンサートは13:30から。どこかでランチをと思ったけど朝が遅かったせいかあんまりお腹が空かない。
シティ内にはフードコートがいくつかあるので簡単に済ませる事にしました。
フードコート内にはイタリアン・中華・タイ・マレー系・日本料理等のお店があります。
中華のお店でレギュラーサイズ(ライスor焼きそばにおかず2種)のプレートを注文。6ドルです。
このお店のお皿のサイズが小さ過ぎて、御飯or焼きそばの上におかずを盛り付けています。
なんだか食欲減退。味付けも少し濃かったかな。
徒歩でオペラハウスへ。オペラハウスはお化粧室もスタイリッシュです。
手洗い部分が波型の1枚板になっているので水が流せるのか一瞬不安でしたがモチロン大丈夫。
開演前にオペラハウス内のお土産物屋さんを物色してキーホルダー等を購入しました。
3日間行われるコンサートは今日が初日。昼間に行われるマチネーなので、ほんの少し夜のコンサートよりお安い。
そのせいか分からないけど会場に来ている人のほとんどがお爺ちゃまとお婆ちゃま(シニア料金もあったと思います)。
年齢的には十分に中年の域に達している私達でさえ、この中で一番若いんじゃない??と思えるほど。
車椅子の方や杖が必要な方も多いけど気軽にコンサートを観に来れる環境が整っているのでしょうね。
きょう行われるコンサートの指揮者は当初Lorin
Maazelの予定でしたが、
残念ながら彼の体調不良でTUGAN
SOKHIEVという若い指揮者に変更になりました。
最初の曲目はボロディン『中央アジアの草原にて』〜ストラヴィンスキー組曲『火の鳥』♪
そしてオペラハウスでの楽しみの一つが幕間の時間。
オペラハウスからはハーバーブリッジが見えるのでシャンペンやワインを飲みながら景色が楽しめます。
私は他のオペラハウスを知らないけどロケーションでは一番じゃないかと思います。
休憩後はリムスキー=コルサコフの『シェヘラザード』♪
アラビアンナイトをモチーフにした曲なので第1バイオリニストが大活躍。
TUGAN SOKHIEVは実年齢より老けて見えたけどオーケストラをまとめる人は落ち着きがあったほうがいいかも。
丁寧な指揮で好感が持てました。
ホテルに戻って再びラウンジのアフタヌーンティーへ。
コーヒーマシーンは5種類のコーヒーが作れてティーパックの種類も豊富です。
夕食の事を考えて小さいケーキを2個だけにしましたが、あいかわらず美味しい♪
この日はスタッフもあまり表に出てこなかったので、いっぱい写真を撮る事が出来ました(笑)。
なかなか充実した内容でしょう?
寄り道をしながら7時に予約している吉井レストランへ。
2005年版シドニーモーニングヘラルド・グッドフードガイドで最優秀アジアレストランを受賞したお店。
外観も和食屋さんの雰囲気とは程遠い感じです。
和食のお店なので、てっきり日本人スタッフが担当してくれるかと思いきや私達のテーブルの担当は現地の方。
すべて英語でのサービスだから拍子抜け。もちろん日本人スタッフもいらっしゃいます。
またテーブル席はとっても暗く日本人は我が家のみ。
不安に感じながらも、とりあえずJCBパスポートで無料のビールを頂いて乾杯♪
白のボトルワインとサクラコース90ドルを2人ともチョイスしました。
前菜盛り合わせは箱の中にキャビアソーメン・ドライアプリコットとスモークサーモンの鳴門巻・タスマニア産オイスターの梅酒ゼリーかけ
・炭焼き和牛のたたきXO醤のみぞれかけの4品。どれも手がかかってる料理で美味しいです。
カルパッチョには柚子胡椒とオレンジのドレッシングで味付けしてあるので、さっぱりと頂けます。
鴨の治部煮は野趣あふるる味。ポートワインの香りが濃厚です。
白身魚の湯葉包み蒸しや銀鱈の香味焼きはそれぞれ優しい味付けでした。
この時点で既にお腹いっぱいになってたけど更にお寿司が!
でも小振りなお寿司なので全然へっちゃらで完食出来ました(笑)。
今回の食事中、現地のTVクルーが取材に来ていました。
『乾杯して食事している様子を撮影していい?』と私達のテーブルにもお願いに来たので快諾。
ワインを合わせ談笑している様子を撮ってもらいました。ちょっと白々しかったかも?
オーストラリアのどこかのチャンネルで我が家の食事風景が流れたかもしれません(笑)。
デザートは3種類の中から私は抹茶のブリュレ、夫が黒胡麻&きな粉をまぶしたマスカルポーネのムースをチョイス。
両方とも和を意識したデザートで美味しかったです。
全体的な感想は普通に美味しくてお皿にも凝っているので見た目にも楽しいお料理。
シドニーでちゃんとした和食コースが頂けるのは嬉しい限りです。
新鮮なシーフードが手に入るので、比較的リーズナブルなお値段で出せるのでしょうね。
強いて言えばテーブル席が暗過ぎる。カウンターのほうは普通の照明なのでどうしてなのかな。
お客さんもほとんど現地の方達ぽかったので、暗いのがシドニーの流行り??