2006.8 オークランド2日目
ニュージーランド2日目は夫の希望により『ロード・オブ・ザ・リングロケ地ツアー』に参加。
今回はニュージーランド・ウォーカーズのサイトから1人NZ$195で手配しておきました。
10時にお迎えの車がホテルへやってきたのですが、今日は我が家だけとのこと。
大勢でわいわい行くのも楽しいけど貸切もまた格別です(笑)。
まずは『ロード・・・』ツアーが催行されるマタマタの町まで出発!
オークランドから20分も車を走らせると牛さんや羊さんがいっぱい。
のどかな雰囲気の中、ガイドさんから色んなお話を聞きながら約2時間のドライブです。
マタマタの町に到着!早速ゴラムがお出迎えです(笑)。
マタマタはとっても小さな町で住んでる人も数千人と少ないのですが観光客で賑わっています。
『ロード・・』ツアーに参加される方もモチロンいらっしゃるのですが、
ちょうどオークランドから有名な温泉地ロトルアまでの中間地点にあるらしく、ここで休憩する人も多いらしい。
今回のオプショナルツアーはランチ付きだったのでガイドさんが案内してくれるお店へ向かいます。
ニュージーランド国内でNO.1カフェに選ばれたというお店に入るとお客さんがいっぱい。
たまたまここで働いていた日本人スタッフに確認すると満席とのこと。
へっ?予約してあるんじゃなかったの?と思いつつ、ツアーの集合時間まではまだ余裕があったので15分ほどぶらぶらすることにしました。
この通りにはいくつかのカフェや食堂があるのですが他のお店はガラガラ。
やっぱりさっきのカフェは人気なんだ〜と思いつつ戻ってみると既に席が用意されていました。
このお店で働いている日本人の男性(50〜60歳?)が、我が家のことを気にかけてくれて色々とお話。
彼はここマタマタの隣町に永住されてるとのこと。
最初はのんびり過ごすつもりだったのに、退屈になって半年ほど前から週に4日このお店で働くことにしたらしい。
日本には彼のレストランもあるらしく生き生きと接客してた。ちょっと羨ましい!
お店の中にはたくさんのトランジスタラジオや写真が飾られています。
ニュージーランド国内でNO.1というのはビックリだけど、この町に来る機会があったらまた寄りたいカフェでした。
ここからは「RINGS SCENIC TOURS」という観光ツアーに参加。
映画の公開から3年も経ってるというのに未だに参加者が後を絶たない。毎年訪れるファンの方もいらっしゃるそうです。
ここまで一緒に来たガイドさんと一緒にガンダルフ号(バス)に乗りこみます。
このツアーのガイドさんは全て英語での案内なので、私達のガイドさんが補足説明してくれます。
ホビット村のセットになった場所はアレクサンダーさんという方のファーム。
そしてこの観光ツアーの主催者は彼の息子さんとのこと。
なので、このツアーは彼の会社の独占なのだ(笑)。
この景色を見たとたん『ロード・オブ・ザ・リング』の世界へ一直線!
映画を御覧になった方なら分かると思いますが、ホビット村のロケ跡地です。
普通に羊達がウロウロしてるのもいい感じ(点々と見える白いのが羊さんです)。
ちなみにこの羊さんはニュージーランドにしかいない羊で『ロード・・』のモデルとなった場所にはいない羊だそう。
残念ながらここの羊達は映画に出演出来なかったらしい(笑)。
現在はほとんどセットは残っておらず、撮影時の写真がロケ場所に飾られています。
そしてこの写真もこの場所以外では見られないらしい。
映画の最初のほうで誕生会が開かれたパーティー会場やビルボがスピーチ後に姿を消した木の前で記念撮影。
ビルボの家の中に入りましたが、とっても小さかったです(実際のお部屋のシーンはスタジオで撮影したそう)。
そしてこの後、急に天候が変わりいきなりの土砂降り!
しかも一番高い場所から急な石段を降りなくちゃいけなかったのだ。
折り畳み傘を持っていたものの暴風雨なので全然役立たず・・・。
泣きべそをかきながらなんとか屋根のある場所までたどり着いた時は全身ビショビショで履いてたズボンはドロドロ。
そしてすぐに晴れ上がった(涙)。虹がうらめしい・・・・。
再び2時間の道程でホテルに無事に到着。さすがにくたびれた〜。
すぐにドロドロのズボンをお洗濯してディナーに向かいます。
今夜はホテル内のレストラン『ホワイト』で。夜だと少し大人な雰囲気です。
コースは1種類のみで100ドルですが、あまり食べられないと思ったので今回はアラカルトで注文。
こちらのメニューは前菜が(たぶん)20ドル、メインメニューが(これもたぶん)37ドルと一律なので簡単でした。
クレイフィッシュ(伊勢海老)のスープはかなり濃厚。
この日はロード・オブ・ザ・リングツアーで身体が冷え切っていたので、このスープで温まる事が出来ました。
正式な名称は忘れましたが、前菜の海老のグリルも美味しい!
白と赤ワインをそれぞれグラスでお願いしましたが、スタッフお勧めのホークスベイのワインを頂きます。
それぞれに素晴らしいワイン♪
メインのブイヤベースは土鍋からお皿にサーブしてくれます。土鍋のままでもいいのに(笑)。
牛ヒレステーキも美味しかった。
ただアラカルトでお願いしたにもかかわらず、やっぱり全部食べることは出来なかったのが心残り。
今度は体調が万全の時にコースメニューを食べてみたいです♪