2006.8 オークランド3日目



ニュージーランド3日目は『ナルニア国物語ロケ地ツアー』に参加。

『ロード・・』ツアーと同じニュージーランド・ウォーカーズのサイトから1人NZ$180で予約しました。

9時にホテルへお迎え。女性のガイドさんにドライバーさん、そして我が家以外に女性1名が参加です。

最初にこのツアーのメイン(と思ってた)『ナルニア国物語』のロケ地へ向かいます。

オークランド市内から車で1時間弱の場所にあるウッドビル・フォレスト。

映画の中で白い魔女と怪物達がアスランとの戦いに備えて野宿した場所です。

その時のセットは残されていませんが、この松林の中をトレッキングする予定でした。

がっ!ちょうど伐採の時期という事で途中から立ち入り禁止。

結局ちょろっと見ただけでお終いです。かなり拍子抜け。(`ε´)

次の場所はカツオ鳥の生息地、ムリワイビーチ。

『ナルニア・・』があまりにもあまりだったので、期待しないままガイドさんに連いていきます。

展望台に到着するといきなりこの光景が飛び込んできました。

この日のタスマン海は日本海と太平洋を足して更にプラスしたような(??)荒波。

そしてカツオ鳥の大群!写真だとあまり伝わらないかもしれませんが、この光景に度肝を抜かれました。

実はここに来るまでカツオ鳥を知らなかったのですが、英語ではGannetと言います。

カツオ鳥は小さな魚を餌にしているのですが小魚はカツオの餌でもあるので

カツオ鳥がいる所にはカツオがいるという事でこの名前がついたそうです。

ニュージーランドに棲息しているシロカツオドリは頭が黄色く愛くるしい。

NZとオーストラリア間を行き来する渡り鳥です。

8月頃に巣作りの為にこの地に戻ってきて1月頃には子供が出来るとのこと。

そして3月〜7月頃はオーストラリアのほうに旅立ってるので、この地に来てもカツオ鳥を見ることは出来ないらしい。

夫は大感激してカメラのシャッターをバシャバシャ!!

ワイナリー巡りがあるのでこの地を後にしましたが、かなり後ろ髪を引かれてた。ここはまたゆっくり来たい!!

ニュージーランドにはこのような犬立ち入り禁止の区域がけっこうあります。

また観光地のお手洗いは周りの景色を壊さないようなデザインになっています。

何処でも清潔で綺麗なので安心して利用出来ました。

オークランド近郊にはワイナリーがいくつかありますが、今回は西オークランドのワイナリーを巡ります。

最初に訪れたのは“MATUA VALLEY”。

ここでは白ワイン5種類、赤ワイン5種類、デザートワイン1種類をテイスティング。1軒目から飛ばしすぎ?

ここはお手頃価格のワインが多く(15〜30ドル程度)飲み口もスッキリとして気に入りました。3本お買い上げ。

続いて“NOBILO”。ここのワインも有名でいくつか賞も取ってるとのこと。

さっき飲み過ぎたので、こちらではお勧めのワインを(それでも)5種類ほどテイスティング。

我が家には1軒目のワインのほうが合ってたかな?ここでは1本だけお買い上げ。


ワイナリー巡りの途中ですが、カウリの木で作られたというレストラン“ALLELY HOUSE”へ。

決められたセットメニューのようで、コーヒーor紅茶以外の飲み物は別料金です。

既に酔っ払い状態だったのでワインはもう十分だったけど。

ここで一緒に参加してる女性と3人でランチ。

彼女のお姉さま(独身)はオークランドで生活してるのでイギリス人!の旦那様と一緒に2ヶ月ほど滞在してるとのこと。

この日は旦那様に用事があったらしく彼女のお姉さまが『ナルニア・・』のロケ地も見られて

ワインも飲めるからあなたにピッタリよ〜と薦めてくれたらしい。

それにしても『ナルニア・・』のロケ地は酷かったね〜とお互いに盛り上がり(笑)。

ワインにも詳しく色々教えてもらいました。

ちなみに食事のほうは・・・・・・見た目よりはまあまあかな。

食後のワインテイスティングは“SOLJANS”。ここは赤ワインとスパークリングワインが有名らしい。

軽いワインから徐々にどっしりとしたワインをテイスティング。

たしかにここの赤ワインは今日寄ったワイナリーの中で一番いけてた。

ここで赤とスパークリングワイン1本ずつお買い上げして終了〜。

ホテルへは3時頃に到着しました。

昨日はけっこうハードだったけど、今日はお天気も良かったし楽しかった!

ホテルで少し休憩してオークランドの街を散策。

ガイドさんにも確認したのですが、オークランド市内にはちゃんとしたデパートはありません。

ちょっとしたお土産物屋さんやショップはあるけど惹かれるものが全然無いんだな〜。

オーストラリアではほとんど入った事のなかった大橋巨泉の店“OKショップ”で

マヌカハニーやエリザベス女王御用達のポフツカワ・ハニー等を購入したくらいです。


昨日『ロード・・』を案内してくれたガイドさんからお勧めのシーフードレストランを聞いたので、この日の夕食に利用。

ホテルからすぐの『Kermadec』は新鮮なシーフードを楽しめるとのこと。

ただ店内に入るとお客さんは少ないし日本人観光客っぽい人がほとんど。

日本語メニューはあるけど、当然ながらスタッフさんは全員英語です。

入った時からヤ〜な予感がしましたが、スキャンピのスープは薄いけど辛いという妙な味だし、オイスターのスープは少し生臭い。

前菜3種盛り合わせはサーモンだけまあまあで他が全然口に合わない。

メインの真鯛のグリルは新鮮で美味しかったけどコーンリゾットがダメダメ。

安心して食べられたのはサイドディッシュのパンプキンくらい(汗)。

あんまり注文しなかったけど、それでも食欲が沸かなくて残してしまった。これにビール2杯で約100ドル。

手をかけないシーフードプラッターのような料理だったら美味しかったかも?