2008.4 韓国旅行記3日目



朝食の時間帯はウイークデーだと6:30〜10:00と早くからオープン。

ブッフェ形式ですが卵料理は専属のコックさんが目の前で作ってくれます。

オーダーする人が少ないこともあると思いますが丁寧に作ってくれるのが嬉しい。

ただ昨年あったお粥は姿を消していました。

今回のソウル旅行でのお目当てのひとつにBBクリームの購入がありました。

BBクリームとは美容クリーム・下地・ファンデがひとつになった商品で、

韓国の若い女性達の間では知らない人はいないくらい大人気のクリーム。

おネエMANSでIKKOさんが紹介して以来、日本でも人気沸騰しているらしい。

なんとロッテ免税店内にもBBクリームコーナーが設けられていました。

ソウルのレストランのほとんどは韓国料理。

でも地味ながらも華僑の町が明洞にひっそりと存在しています(とは言っても、ほんの一角のみ)。

今回はソウル中央郵便局そばの『一品香(イルプンヒャン)』でランチを頂くことにしました。

お目当ては韓国人の国民食ともいえる真っ黒なチャジャンミョン(ジャージャー麺)。

釜山で食べたチャジャンミョンが忘れられなかったのよね〜。

お昼時に行ったらウイークデーだったせいかスーツ姿のサラリーマン&OLでほぼ満席。

観光客っぽいのは我が家だけでした。

チャジャンミョン2つとマンドゥ(餃子)1つをオーダーすると、ここでも玉ねぎと沢庵がセットされます。

この玉ねぎが甘くて美味しい!日本ではこうやって生の玉ねぎを食べる機会は少ないですよねー。

中華料理と言ってもさすが韓国。カクテキもしっかりサービスで出てきます。

韓国ではキムチ出さない店は流行らないのかな?

最初にマンドゥがやってきました。

10個あるのでボリュームもたっぷり。あっさりした素朴な味でした。

チャジャンミョンは見た目は黒く怪しい感じ(笑)。

お店の方はフレンドリーで身振り手振りで(こうやって混ぜて食べなさい、写真も撮って!)とニコニコ。

教わったように混ぜ混ぜして頂きます。

1年振りのチャジャンミョンは意外とアッサリ味。挽肉がたっぷりでソースは甘く麺はもちもちしています。

個人的にはもう少しパンチが効いててもいいかな〜と気もするけど、普通に美味しく頂けました。

今回はトータルで13,000wお支払い。『今までのランチに比べたら高かったね』と夫。

どうやら金銭感覚が韓国式になってきたようです(笑)。

明洞の『THE FACE SHOP』でリピ品などを購入。

でも全然喋らないスタッフがピッタリ寄り添ってくるのが鬱陶しい(たぶん日本語が出来なかった)。

しかも昨年に比べたらオマケも寂しい。次は違うショップで買おう・・。

その後、ロッテ百貨店のフードコートへ。

『PALAZZO』で私はマンゴー、夫はバナナとパイナップルのジェラートをチョイス。

自然な甘味で美味しかったです。

午後3時頃にホテルへ戻ったら、ちょうどお部屋の掃除中だったので待ってる間にラウンジでアフタヌーンティ。

特にアフタヌーンティの時間は区切られていないんだけど、プチケーキやスコーン、クッキーなどスイーツが用意されてました。

また夕食場所を再度リサーチしようとラウンジのパソコンを使わせてもらいました。

こちらのパソコンは日本語でもOKだしプリントアウトも自由だから、お店の地図なども印刷出来て便利便利〜。

チェックイン時間より早くお部屋に入ったせいか当日はウエルカムフルーツなどはセットされてませんでした。

翌日は何故かリンゴ1個のみ置かれてたので忘れられてたのかな?

食べないからいいけど・・。

ソウルの中で一番お気に入りの町が仁寺洞(インサドン)。

古きよきソウルの面影が残るアートの街で、メインストリートには伝統系のお土産屋さんやレストラン、お茶屋さんなど、

韓国の芸術や伝統を感じることのできるお店がズラリと並んでいます。

ギャラリーもたくさん存在しているのでぶらぶら歩きながら目に留まったところに

ふらりと入ってみるのもいいねー(なかなか購入は出来ないけど・・)。

ぶらぶら歩いてたら『クルタレ』作りのお兄ちゃんの呼び込みに引っかかっちゃった。

『クルタレ』とは蜂蜜で作った繭玉のような伝統飴菓子。

韓国の伝統的な宮中菓子で王様や貴族達に献上されていたそうです。

蜂蜜の固まりを手で細く伸ばしてひも状にし、それを1回ねじって2重の輪にします。

更に伸ばして4重に、また伸ばして8重に。16.32.64.128.256・・・(と掛け声をかけながら延ばしていきます)。

最終的には蜂蜜が超極細の糸のように変化。

ここでお兄ちゃんのほうから『写真撮って!!』とカメラ目線でポーズ(苦笑)。

最後まで見ちゃったから買わないとねーと2箱(1箱5,000w)購入して通りを歩いてたら、

別の『クレタレ』のお店の人から『ニシェモノー、ニシェモノー!』と叫ばれて、チョー恥ずかしかった・・・。


2004年にオープンしたサムジキル。

新しい感覚の"伝統工芸ショッピングモールで、

工芸展示場・記念品店・ギャラリー・飲食店・カフェなど約70軒のお店で構成されています。

ちょうどクラシックのミニ演奏会が行われていました。

あちらこちらでお菓子の実演販売してるので、出来立てのピーナッツ菓子を試食させてもらいます。

お餅つきはドスーン!ドスーン!と地響きがするほど迫力があります。

このお餅も試食させてもらいましたが、黄な粉のお餅で素朴な味でした。

このあたりで試食は止めて夕食にいかなきゃ!(笑)


今回のソウル旅行ではディープ系の店中心だったせいか、

『綺麗で高級な感じの店で食べたい!』と夫から要望が出てしまいました(汗)。

という訳で観光客御用達っぽい『古宮(コグン)』でソウル最後の夕食。

ネットでチェックしたら明洞店より仁寺洞店のほうが評判が良かったのでサムジキルのB1Fのお店へ。

店内は綺麗な布地や人形、組紐などが飾られ韓国の伝統美を感じます。

お座敷とテーブル席があったので、せっかくなら・・とお座敷席へ。

お座敷席には小さな庭園風のディスプレイも施されています。

夫の希望通りな雰囲気だわね(笑)。

こちらにも写真入の日本語メニューがあります。



プルコギ2人前(1人前13,200w)をオーダーしたら、無料のおかずが運ばれてきました。

綺麗に盛られた小皿がズラリ!

『さすが高級な店のおかずは違うね〜』と夫が嬉しそうです(笑)。

中でもムルキムチ(下右の写真)が特に美味しい!

プルコギが出来る前にバクバク食べてたら、すぐにお代わりを持ってきてくれました。

プルコギとは野菜と味付けした牛肉を盛り、特製スープをかけてコトコトお鍋風に煮て食べるお料理。

お鍋がセットされ、店員さんがお肉や野菜をチョキチョキ。

店員さんの制服も可愛い♪

日本のすき焼きに似てるので逆に苦手な人もいるようですが、辛いもの苦手な夫はかなりお気に召した様子。

プルコギ食べてる途中でミニチヂミのサービス。

ミニ石焼ビビンパを注文しようと思ってたけどお腹いっぱいになっちゃって断念。

食事の最後にはメシル茶(梅の実をハチミツ漬けにしたものをお湯で溶いていただくお茶)が出されてゴチソウサマ!

ここでも瓶ビール2本飲んでトータル35,200w。

ここからJCBカードの5%割引で33,440wお支払い。

それほど高くもないし、お店の雰囲気やサービス、無料で出てくるおかずの質など、満足感の高い食事となりました。

この時期はホットクの屋台が出ていなかったので、代わりにチャレンジしたのが↑のプールパン。

外側はカリッカリで内側がモチモチ、中には白餡がはいっています。

日本には無いお菓子だから説明が難しいけど、甘いタコ焼きのタコが白餡になった感じかな?

7個で1,000wとお手頃♪

タクシーでホテルに戻り再びラウンジ。

昨夜よりも食事メニューが充実してる感じです。

1人で来てる外人さんは前菜からメイン、パン、デザートとしっかり食事してるし〜。

この日はオーストラリアのリンデマン社のワインが用意されていました。

このタダ酒が酒飲み夫婦には一番ありがたい(笑)。

酔っ払ってもすぐにお部屋に戻れるし片付けなくてもいいもんね。

『自宅にもラウンジがあればなー』と夫が呟いてたけど、後片付けは誰がやるのかしら?




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