2008.5-6 福岡旅行記2日目その壱



朝はお部屋にあったコーヒーでお目覚め♪ 昨夜は気付きませんでしたが、
お部屋に会員優先ルームの案内書きがありました。
追加のアメニティとして、時計、リネンウオーター、入浴剤を用意しているとのこと。
入浴剤は嬉しいけど時計なんてホテルの部屋としては標準設備でしょ?
ホテルのコンセプト“時間からの解放”は会員には関係ないのかしらね(苦笑)。
クレガ天神の朝食はブッフェのみ。
そこそこ評判が良いみたいなので一度は食べようかな?と思っていたのですが、『せっかく博多にいるんだから朝うどんにしよう!』と夫の要望。
しかし以前ご紹介したことのある因幡うどん本店は残念ながら昨年閉店してしまいました。
ここは意外と空いてて好きだったんだけどな〜(涙)。

でも博多駅、渡辺通り、天神の店舗は営業してるので、今回はホテルから一番近いソラリアステージ店で頂くことにしました。
ソラリアステージ店は朝9時からオープン(博多駅のお店はなんと7時〜営業してます)。
お昼時はいつも行列が出来ていますが、さすがに朝の時間帯はガラガラ。 今年の4月から小麦価格の高騰のために値上がりしています。
でも各30円ほどなので全然問題なし。
博多のうどんは注文するとすぐ出てきます。 夫チョイスの海老天ワカメうどん(500円)。
海老天は『かき揚げ』に近いので、普通の海老天を想像して注文するとガッカリするかも?
でも天ぷらが溶けるとダシにコクが出て美味しいのよね。
きつねうどん(430円)。
博多のうどんは腰が無いと評されるけど、このふっくら柔らかいのがいいのよね〜。
薄味で甘めのダシにピッタリです。
ここの一番の特徴はコレ!
テーブルの上にある丼に入ったネギは入れ放題です。
このネギが新鮮で美味しいんだな〜。
値上げしても構わないので、このネギ入れ放題だけは続けて欲しいです。
かしわ飯のおにぎりも博多のうどん屋さんでは欠かせない(笑)。
小麦と関係ないからかこっちは2個で200円と据え置き。
良心的なお店だと思いました。
スープを飲み干すと、丼に因幡うどんの文字が出てきます。
朝うどんもなかなかいいね♪
お天気が良かったので、柳川へお出かけすることにしました。
福岡の中心地、天神から柳川へは西鉄電車が便利。
自動販売機の隣にあるカウンターではお得な切符も販売されています。
割引きっぷは有人のカウンターで購入しなきゃいけないけど、前の人が手間取っていたので乗ろうと思ってた電車に乗り遅れちゃった。ぶー。
特急電車は約30分おきの発車なので乗り遅れると30分待たなきゃいけないのよね〜。
割引きっぷを利用予定の方は2日間有効なので前もって購入しておいたほうが安心かも。
今回は『柳川特盛きっぷ』を購入。
柳川駅までの往復乗車券・柳川川下り乗船券・選べる柳川の郷土料理のお食事券・有明漬本舗「うなぎのポリット」のプレゼント付き。
天神から1人4,980円です。
この電車に乗り込みます。 特急電車だと柳川まで約50分。
普通or急行電車は向かい合ってるシートだけど特急電車は2人がけのシートが並んでいるので、ちょっと旅気分も味わえます。
窓から景色を眺めていたらあっという間に到着♪
割引きっぷで乗船出来るのは柳川観光開発の船になります。
柳川駅構内に柳川観光開発のブースがあるので、そこからシャトルバスで乗船場へ。
ここが出発地の『松月乗船場』。
お天気の良い週末のせいか、お客さんがいっぱいです。
乗合いのどんこ舟に乗船。
定員いっぱいまで詰め込まれてる舟もありましたが、我が家は最後のほうに乗り込んだので定員より少なめの人数で出発!
どんこ舟は静かに滑り出し、舟を漕ぐ静かな音だけが響きます。 乗船途中には売店があり、ビールやジュース、アイスクリームなど舟に乗った状態でお買い物出来ます。
1軒目は素通り。
船頭さんは船を操りながら、柳川のいろいろな話をしてくれます。
民家がお堀端にあるこの辺りは、お堀で洗濯などもしていたらしく、民家からお堀まで降りる階段があちらこちらにあります。
水の町だけあって、「河童」伝説も多く残っています。
川下りコースに河童の像がありますが、これはその1つ「祭り河童」。
残念ながら右腕が欠けてます。
この河童は寝てるし〜。 ふと見上げると太陽の輪っかが見えました。
何かの兆候かしら・・・。
再び売店。
我が家は購入しませんでしたが、別のグループがお買い物するために、しばしストップ。
舟に乗った状態でお買い物♪
長くゆっくりした川下りなので、周りの景色をのんびり楽しめます。
マイカヌーのあるお家もありました。
永禄年中頃、蒲池氏によって城が築かれ、関が原の戦い以後、
大名として入城した田中吉政は、城の周りに幾重にも堀をめぐらせて戦に備えました。
この時に作られたお堀を巡るのが柳川の川下り。

狭い場所を通り抜けていきますが、船頭さんは見事に船を操ります。
川下りの途中には水門や橋がいくつもあって、川下りの見所となってます。

途中、前方から花嫁さんが“川上り”してきました。
やっぱり下ってはいけないのね(爆)。
すれ違う時に乗客全員が拍手して祝福したら御二人も笑顔で会釈してくれました。
花嫁さんはモチロン綺麗だけど花婿さんがチョー男前で花嫁さんが羨ましい(笑)。

70分間、水のせせらぎしか聞こえない贅沢な空間を楽しませてもらいました。