2009.1 鹿児島旅行2日目



『カフェレストランSUNDAYS』で朝食。宿泊客はこちらのレストランでの朝食バイキングを500円ポッキリで頂くことが出来ます。
お値段がお値段なので内容はそれなり。
コーヒー1杯程度で頂けるので文句は言えませんが・・。
今回はホテルのサイトから奮発(笑)してデラックスツインルームを予約。
1泊1万円ポッキリです。
デラックスルームは最上階にあるので桜島も臨める、との事でしたが右端のほうにうっすらと見える程度(汗)。 ベッドの向かい。
ベッドからテレビが遠いところにあるので
寝ながらテレビが見づらいのが難点。
これだったら普通のツインルームのほうが良かったかも。
インターネットの利用は無料です。
色違いのマグカップが用意されてますが無料のティーパックは緑茶のみ。
一体型になってる湯沸しと加湿器もあります。
パイル地のスリッパは使い捨てじゃないけどクリーニング済みで清潔な感じ(ビニールスリッパよりは好印象)。
ロッカーにチェスト。 バスルーム。
備え付けのシャンプー類はコーセー。
アメニティは最小限ですが、ヘアパックやボディローション、温泉の素もありました。
午前中は頭痛がするという夫をお部屋に残して、1人近辺をぶらぶらすることに。 鹿児島で一番の繁華街、天文館ですが、午前中だからか人もまばらです。 ふと足元を見ると星座が。
天文館にちなんでいるのでしょうか。
まずは銅像巡り♪
西郷隆盛像と言うと東京上野の銅像(着物をきて犬をつれてる)が有名ですが、こちらは軍服姿でりりしい感じ。
東京上野の西郷さんの銅像ができた時に招待された西郷さんの妻の糸子さんが『夫は、こんな人じゃない』という内容の発言をしたらしい。
と言うことはここ鹿児島の銅像のほうが本物に近いのかも。
こちらは小松帯刀(こまつたてわき)の銅像。『篤姫』で瑛太君が演じたことによって知名度が増しましたが、西郷さんに比べるとちょっと目立たない場所にあります。
知性を感じさせる銅像ですね。
照国神社にある島津斉彬(しまづなりあきら)の銅像。
篤姫の養父でもあり西洋文明の吸収に努め、富国強兵を進めて
西郷隆盛や大久保利通らを育て、近代日本の基礎を築きました。
境内には遺志を継いだ弟・島津久光公、甥の島津忠義公の銅像もあります。 ぶらぶらしてたらお昼の時間。
すっかり回復した夫と一緒に黒豚料理の老舗『黒豚料理あぢもり』へ。
夜はそれなりのお値段ですが、ランチはかなりリーズナブル。
11:30〜14:15(日・祭日を除く)のランチタイムは600〜700円台で黒豚メニューが頂けます。
こちらは黒豚ヒレかつ定食(750円)。
ランチの定食にはサラダ・お味噌汁・小鉢付きです。
関東は赤だしが付くことが多いけど、九州は白味噌のお味噌汁が標準かも。
テーブルには、とんかつ用のソースとサラダ用のドレッシングが用意されています。
私は黒豚バラかつ定食(680円)をチョイス。
その名の通り三枚肉の豚バラのとんかつなのですが、
脂身にすごく甘みがあって美味しい!
衣はさくさくお肉は大変ジューシーでやわらか。
サッパリとしていてお腹ももたれないし、
これで1,000円以下は本当にお得!
お値段&味ともに満足なとんかつを堪能させて頂きました。
複合商業施設『ドルフィンポート』へ。
木造2階建て、南国のバンガローを思わせる建物に特産品の直売店や飲食店を中心に20店舗ほどが入居しています。
店舗の先には広場があり、家族連れで賑わっています。
凧揚げ気持ちよさそー。
ここまで来ると桜島も目の前!
ドルフィンポート1階にある『篤姫館』。
昨年のNHK大河ドラマ『篤姫』の放映に合わせてオープンしましたが篤姫の人気は衰えず今年3月まで延長されました。
館内には大河ドラマのテーマ曲が流れ『篤姫』の世界へ。
大河ドラマ「篤姫」の時代背景を学んだ後は、人物の紹介・撮影で使った衣装・道具類の展示の部屋などを見学。
館内は写真撮影禁止ですが唯一OKだったのが、ここ篤姫の居室です。
幾島役の松坂慶子さんが実際にお召しになった着物なども展示されています。
係りの方から『どうぞお召しになって下さい』と促されたので幾島の気持ちでパチリ。
本当は篤姫の着物が着たかったけどね(笑)。
『篤姫館』からすぐのフェリー乗り場から桜島へ向かいます。
乗船料は鹿児島市内を走ってる市電料金160円より安い150円(片道)。
篤姫館の半券があると片道120円でOKです。
日中だと10〜15分間隔で出ているので、まさに市民の足!
フェリー内は広々としてソファー席もあります。

船内にはうどん屋さんもあり、なかなかの人気らしい。
ここから望む桜島のまた見事なこと!15分で桜島に到着です。
桜島港ターミナルより700mほどの場所にある桜島ビジターセンター。 まずはここで桜島についてお勉強します。
昨年の噴火は80回だったのね〜。
麓から見る桜島もまた雄大です。
溶岩なぎさ公園。
国民宿舎「レインボー桜島」近くの海岸線にある憩いの空間です。
行き交う船を眺めながら、お喋りもまた楽し。 1月だから花は少ないけど、お手入れはしっかりされてるようです。
全長100mもある足湯。
屋外の足湯では日本最大級です。
昨年10月に出来たばかりとの事ですが、天然温泉かけ流しの足湯が無料とは太っ腹!
ちょうど足が疲れていたところだったので雄大な桜島を眺めながら足湯でのんびり〜。 道端には桜島みかんの無人販売。一袋100円とはお安いですね〜。
今回は計画無く桜島に来てしまったのですが次回はレンタカーを借りて桜島を一周したいな♪
帰りのフェリーには、こんなソファー席もあり。
15分だけの乗船じゃもったいない感じでした。
ホテル近くに蜂楽饅頭があったのでお饅頭を購入。
九州内で展開している回転焼きのお店ですが、以前は80円だったけど90円に値上がりしてた。
お部屋に戻ってパクリ。
いっつも暖め直して食べてるけど出来立てのほうが美味しいわ〜。
焼酎天国・鹿児島にふさわしい店名『だれやめ処 焼酎天国』。(だれやめとは鹿児島地方の方言で"晩酌"の事を言います)。
ホテルの真裏の通りにあるのですが、昨日の焼酎バーとは違い、店内は蛍光灯で煌々と照らされまさに昭和の佇まい。
お店に入るのに少々勇気が必要な雰囲気です。
店内はこんな感じで焼酎だらけですが、普段使いの焼酎を取り揃えていてレア物はあまりないかも。
焼酎はグラスのお湯割で210円〜という価格ですが、焼酎のメニュー表が無いのでオーダーしにくい。
お通しは鮭の南蛮漬けにもずく酢。
昨日のお店もそうだったけど鹿児島ではお通しが2品なのかな?
この日のお薦め、首折れ鯖。
首折れ鯖とは屋久島で水揚げされるごま鯖の現地名。
新鮮さを保つために首を折って血抜きするため、こう呼ばれています。
これがすっごく新鮮でオイシー!久し振りに美味しいサバを堪能しました♪
郷土料理の薩摩揚げ(ここではつけあげ)はふっくらしてウマー。 とんこつ(スペアリブの煮込み)も甘くて濃ゆい味付けですが、焼酎のアテにはピッタリ。
黒じょかもあるようだったのでお願いしたら、お湯割りした焼酎をそのまま黒じょかに入れただけだった(汗)。 地鶏の塩焼きは固いけど噛めば噛むほど旨味が出てきます。
ここでは“わか松”“くろ”“南之方”を飲んでトータル6千円しなかったかな?
女将さんもいい味出してたし、やっぱり鹿児島は焼酎天国たい!
『焼酎天国』を後にして向かった先は『豚とろ』。天文館で最も繁昌しているラーメン店の一つです。
かなりお腹いっぱいだったけど翌日は早くに移動する予定なので、1回くらい鹿児島ラーメンを食べておきたかったのよね〜。
店内は有名人のサインがズラリ。
“宝石箱や〜”と書いてある彦摩呂のサインや“ハンパねぇ!”と書かれたトータルテンボスのサインの中に・・
またもや石ちゃんのサイン!
別に石ちゃんのおっかけをしてるつもりは無いんですけど(笑)。
石ちゃんのお言葉はもちろん“まいうー”。
豚とろラーメン(650円)。
ラーメンはこってり・あっさり・うす味・こい味・やわ麺・かた麺など、好みに応じてくれるので2人ともあっさりでオーダー。
豚の首まわりの肉「豚とろ」を使ったチャーシューはとろとろ〜。
私は小ラーメン(たぶん)480円。
博多だと辛し高菜が置いてあることが多いけど、ここでは大根の漬け物が置いてあり自由に頂けます。
あっさりで頼んだラーメンも私にはこってりだったので、このお漬け物でサッパリ出来て良かった。
近くのコンビニを覗いたら“ブラックモンブラン”を発見!
これって九州だけでしか販売してないのかな?
関東で見たことないかも。
バニラアイスをチョコレート&クッキークランチで覆ったアイスバー。
子供の頃よく食べたアイスなので安っぽい味ではありますが懐かし〜。
それに棒に当りの文字があると、
もう一本貰えるのも子供時代は魅力的だった。
今回はハズレ(悲)。