2007.4-5 韓国旅行記2日目
夫は昨夜食べた活き蛸鍋が辛かったようで、朝からお化粧室でうなっています(失笑)。
なんとか落ち着いたようで朝食を頂こうとエグゼクティブラウンジへ。
この日はけっこう混みあっていていましたが、ちょうど空いたばかりのテーブルがあったので無事に確保。
席に着くとスタッフさんがマットをセットしてくれます。
今朝はあっさりとスープとサラダでまとめてみましたがパンはそこそこかな。
こちらのラウンジは日本のスポーツ新聞まで置いてあります(数日遅れてるみたいだったけど)
今年は愛するジャイアンツが調子いいので嬉しい!
午前中はお部屋でだらだら。
お昼前にホテルからもほど近いテジクッパ通りへ。
テジクッパとは豚骨をじっくり煮込んだスープに、ご飯とゆで豚を入れたクッパ。
朝鮮半島の北側(現北朝鮮)で食べられていた料理で、1950年に朝鮮戦争が起り、
その時の戦争で釜山へと避難してきた北側の人たちが伝え、
牛肉などが不足していた時に牛の代用として豚骨をなが〜く煮込んで作ったものとのこと。
この通りのお店の前には豚骨スープの大釜が並んでいて、その釜の中には豚骨スープがぐつぐつ。
ちょっと博多の屋台街っぽい!
どのお店もオープンな雰囲気ですが、今回はこの通りのお店の中から、
豚の看板が可愛かった『釜田食堂(プジョンシッタン)』へ。
12時前だったせいか最初はお客さんも一組程度でしたが、徐々に増えてきました。
とりあえずテジクッパを2個注文すると、キムチ等がテーブルにセットされます。
ここでも生の玉ねぎが出たので、辛味噌をつけて食べると甘くて美味しい!
青唐辛子も当りじゃなかったので私でも普通に食べられました。
テジクッパは4,500W。
茹で豚はたっぷり入っていますが、ものすごくアッサリしてて味はほとんどついていません。
テーブルにセットしてある塩やサービスのアミの塩辛などで私好みに味を調節します。
豚骨特有の臭みはあまり感じなくて美味しく頂けました。
どちらかというと朝食か夕食後の〆のほうがピッタリかも?
テジクッパを堪能した後は食後のデザート♪
韓国ではかき氷のことをピンス(氷水)といいますが、韓国の豪華ピンスはアイスクリームやフルーツなど色んな具がはいっているのが定番。
このようなピンスの典型を生み出したのが『ICEBERRY』で韓国内には30店舗以上あるそうです。
お店のシステムは前払い制になっていてカウンターで注文をして先に料金を払い、呼ばれたら取りにいきます。
ファーストフードと同様のシステムだけど、レジの後ろに掲示されているメニューは当然韓国語なので
前もって食べたいものをメモしといたほうがよさそうです。
呼び出しも韓国語なので混んでる時はマゴマゴしちゃうかも?(今回はお客さんが少なかったからすぐに分かりました)
パッピンス(3,300W)。かき氷の上にフルーツや小豆、そしてサッパリ系のソフトクリーム♪
韓国ではこれを全部ぐちゃぐちゃにかき混ぜていただくようですが、さすがにそれはちょっと・・・。
スイカやキウイは少し硬かったけど小豆が甘過ぎず美味しい。
韓国風デザートを堪能しましたが、店内はヤング度かなり高し!でございました。
明日はソウルへ移動するので前もってチケットを購入しとこうと釜山駅へ。
ロッテホテルから釜山駅まではタクシーで5,000wで到着。
17番カウンターが(いちおう)外国人専用です。
ただし私が購入した時は17番カウンターのスタッフさんは英語&日本語が話せず、
お隣のカウンター嬢が対応してくれました。不思議だ・・・。
無事にチケットが購入出来たので、今度は地下鉄でチャガルチ市場まで。
1950年に勃発した朝鮮戦争時に海外に脱出していた海外同胞や避難民などが戦争のための食糧不足を少しでも緩和するため、
南浦洞にあった砂利畑に露店式で海産物を取引した場所が現在のチャガルチ市場のはじまりだと言われています。
チャガルチは「砂利・小石」という意味があり、現在のチャガルチ市場の名前もここから来たそうです。
ゴチャゴチャした雰囲気で戦前の日本みたい。
生の魚が陽のあたる場所に無造作に置かれているので匂いもキツイ・・・。
一旦ホテルへ戻ってお昼寝。
夕食は韓国伝統料理の韓定食が頂ける『トゥルアレチェ』へ。
今回はホテルのエグゼクティブラウンジのスタッフさんに予約してもらいましたが、
この時に海の見える部屋か個室か、どちらが良いか希望を聞かれたので海の見えるお部屋でお願いしました。
場所は海雲台(ヘウンデ)という郊外。
地下鉄でも行けると思うのですが、繁華街からはちと遠いのでタクシーでお出かけ。
高速料金も必要なので13,000Wほどで到着。
こちらのお店は海側の壁がガラス張りという造りになっています。
ネットのお仲間さんが以前こちらの50,000Wの韓定食を頂いてらして、とても美味しそうだったのですが、
尋常じゃない量だったので小食?の我が家は一番お安い20,000Wのコースにしました。
まず最初にクジョルパンもどき(9種類でクジョルパンだから、7種だとナナジョルパン?)。
真ん中にあるクレープ状の皮に野菜を包んで食べるのですが、こういう料理って大好き!
皮が4枚だったので1人2つしか食べられないのが物足りないくらい。
上品な味で次の料理に期待が高まります。
青菜に芥子ソースがかかったもの。
タコ・帆立・(たぶん)平目のお刺身。
お寿司
生野菜サラダ
かぼちゃの煮物
豚の角煮っぽいの
白身魚と野菜のキムチ
鶏団子のあんかけ
蛤のスープ
お刺身のツマは何故か春雨。
ただお刺身やお寿司は日本で食べるほうが断然美味しいんだから、韓定食で出さなくてもいいような気が。
さっき市場で無造作に置かれていた魚を見てるので、ちょっと食指が動きませんでした・・。
全体的に普通のお惣菜という感じで、
唯一辛そうに見える白身魚と野菜のキムチもほどほどの辛さでした。
きびもち
プルコギ
パジョン
マッシュルームのゴマソース
チャプチェ
チゲ鍋
海老と野菜の天ぷら
きびもちの中には餡子が入っていて、これが程よい甘さで美味しい〜。
甘いものが出たので(そろそろ終わり?)と心配しましたが、そんなことはなく(笑)次々にお料理が運ばれてきます。
プルコギやパジョンも味付けが良くて満足!
チゲ鍋はうどん入りで結構なボリュームです。
お店の方から『少しカライです』と説明されましたが、チゲ鍋もそれほど辛くありませんでした。
20,000Wのコースだから、さすがにココで終わりかな〜
と思ったら、最後にドド〜ンとご飯とおかずセット(爆)。
もうお腹がはち切れそうにいっぱいでございます〜。
またご飯の後には『お水の代わりです』とスンニョン(ご飯を炊いた釜のおこげ飯に水をかけ、ふやけたもの)とお茶も頂きました。
お安いコースなので豪華な食材はなかったけど、どのお料理も上品な味付けで(数点を除いては)美味しく頂けました。
お店も綺麗だし店員さんのサービスもよいので、釜山で韓定食を食べようと思ってる人にはお勧めです♪
釜山の夕陽が落ちるのを見届けて再びタクシーでホテルへ。
お腹はいっぱいだけど軽くワインでも頂こうとラウンジのカクテルタイムへ。
前日はにぎやかでしたが、この日は利用客も少なめ。
8:30頃までまったりしてたら誰もいなくなってしまいました・・・。
今夜は二人でカジノへ。
昨夜は小当たりもあったのですが、この日はサッパリ!
と言っても所詮は超プチローラー。
負けは20,000w程度ですけど(笑)。
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